VOXのヘッドホンアンプを検索しているあなた、今一番気になっているのは「どのモデルを選べばいいのか」「amPlug2とamPlug3で何が変わったのか」という点ではないでしょうか。結論から言うと、2026年現在で新しく買うならamPlug3シリーズ一択です。音質の向上、エフェクトのステレオ化、全モデルにリズム機能が搭載されるなど、進化の度合いが非常に大きいからです。とはいえ、ギター用だけでも5種類、ベース用が2種類の全7モデルがラインナップ。どれを選べば自分の音作りに合うのか、録音はどうやるのか、デメリットはあるのか——この記事では、そんなリアルな疑問にすべて答えていきます。
VOXヘッドホンアンプ「amPlug3」とは? amPlug2からの進化点を整理
まず基本的なおさらいから。VOXのヘッドホンアンプは、エレキギターやベースに直接差し込むだけで、アンプシミュレーションを通した音をヘッドフォンでモニターできる超コンパクトな練習デバイスです。アンプ本体が不要なので、場所を選ばず、夜間でも大音量を気にせず演奏できます。
現在の最新モデルは amPlug3 シリーズ(2024年後半〜2025年にかけて発売)。従来のamPlug2からの主な進化点は以下の3つです。
- アナログ回路の刷新により、より自然でダイナミックなアンプサウンドを実現
- エフェクトがモノラルからステレオ化され、空間表現が格段に向上
- ギター用モデルにもリズム機能(9パターン)を搭載(amPlug2ではベース用のみ)
この進化はかなり大きく、特に「音の生々しさ」と「広がり感」が別物になったと感じるユーザーも多いです。メーカー公式(VOX公式製品ページ、2025年公開)でも「アナログ回路の強化によるピッキングニュアンスの再現性向上」が謳われています。
迷ったらこれ! amPlug3 全7モデルの特徴とおすすめジャンル
では本題のモデル選び。amPlug3は全7モデル。ギター用が5つ、ベース用が2つです。それぞれの音色キャラクターを、公式スペック(VOX公式製品ページ、2025年)をもとに比較していきます。
ギター用モデル(5種類)
1. amPlug3 AC30(型番:AP3-AC)
VOXの代名詞とも言えるAC30サウンドを搭載。CH1はノーマル、CH2はトップブーストという構成で、キラキラしたクリーンから、少し粒立ちのあるクランチまでカバーします。おすすめはロックやポップス全般。ビートルズ系のサウンドを目指す方には鉄板の選択肢です。エフェクトはトレモロ・コーラス・ディレイ・リバーブを内蔵しています。
2. amPlug3 UK Drive(型番:AP3-UD)
イギリス製100Wスタックアンプをモデリング。CH1はヴィンテージ系のクランチ、CH2はがっつり歪んだディストーションサウンドです。ハードロックやブリティッシュロックが好きな方にぴったり。パンクやオルタナティブにも使い勝手が良いでしょう。
3. amPlug3 US Silver(型番:AP3-US)
伝説的なUSコンボアンプを再現。CH1は非常に美しいクリーン、CH2はドライブ系のサウンドです。クリーン〜クランチを主体に、ブルースやジャズ、ポップスまで幅広く対応。トレモロ・コーラス・ディレイ・リバーブが搭載されており、空間系エフェクトを楽しみたい方におすすめです。
4. amPlug3 Boutique(型番:AP3-BQ)
高級ブティックアンプがベース。CH1は弾むようなクリーン、CH2は繊細なオーバードライブが特徴です。ポップスやフュージョン、フィンガーピッキングでの繊細な表現を求める方にぴったり。コーラス・ディレイ・リバーブで彩りを加えられます。
5. amPlug3 High Gain(型番:AP3-HG)
現代のハイゲインサウンドに特化。CH1はクリーン、CH2はアグレッシブでタイトな歪みが特徴です。メタルやハードコア、モダンヘヴィロックといったジャンルで真価を発揮します。ディレイやリバーブも搭載されており、ソロプレイにも使いやすい設計です。
ベース用モデル(2種類)
6. amPlug3 Bass(型番:AP3-BA)
クラシックなベースアンプをモデリング。CH1は幅広くバランスの取れたサウンド、CH2は太くパンチのあるサウンドが特徴です。ポップス、ロック、ジャズなど、あらゆるジャンルで使いやすいオールラウンダー。コンプレッサー・コーラス・ディレイ・リバーブを搭載しています。
7. amPlug3 Modern Bass(型番:AP3-MB)
モダンなベースアンプサウンドが特徴。CH1は明瞭でキレのあるサウンド、CH2はエッジの効いた歪み系サウンドです。モダンロックやファンク、フュージョンといった、より攻めたサウンドメイクをしたい方におすすめです。
| モデル名 | 型番 | 対象 | 特徴 | おすすめジャンル(推定) | 主なエフェクト |
|---|---|---|---|---|---|
| AC30 | AP3-AC | ギター | VOX AC30サウンド / CH1:ノーマル / CH2:トップブースト | ロック、ポップス、ビートルズ系 | トレモロ・コーラス・ディレイ・リバーブ |
| UK Drive | AP3-UD | ギター | UK 100Wスタック / CH1:ヴィンテージ / CH2:ディストーション | ハードロック、ブリティッシュロック | コーラス・ディレイ・リバーブ |
| US Silver | AP3-US | ギター | 伝説的USコンボ / CH1:クリーン / CH2:ドライブ | ブルース、ジャズ、ポップス | トレモロ・コーラス・ディレイ・リバーブ |
| Boutique | AP3-BQ | ギター | ブティックアンプ / CH1:弾むクリーン / CH2:オーバードライブ | ポップス、フュージョン | コーラス・ディレイ・リバーブ |
| High Gain | AP3-HG | ギター | 現代ハイゲイン / CH1:クリーン / CH2:アグレッシブ歪み | メタル、ハードコア | コーラス・ディレイ・リバーブ |
| Bass | AP3-BA | ベース | クラシックベースアンプ / CH1:幅広い / CH2:太くパンチ | ポップス、ロック、ジャズ | コンプレッサー・コーラス・ディレイ・リバーブ |
| Modern Bass | AP3-MB | ベース | モダンベースアンプ / CH1:明瞭 / CH2:エッジの効いた歪み | モダンロック、ファンク | コーラス・ディレイ・リバーブ |
amPlug2から乗り換えるべき? 買い替えの判断ポイント
ここが一番気になるところでしょう。「今amPlug2を使っているけど、amPlug3に買い替える価値はあるのか?」という質問に対して、はっきり言って価値は大いにあります。特に以下の条件に当てはまる方は乗り換えを強くおすすめします。
- ステレオの空間系エフェクトを楽しみたい方(amPlug3は全モデルのエフェクトがステレオ化)
- ギターでリズム練習を取り入れたい方(amPlug2ではベース用のみだったリズム機能が全モデルに搭載)
- よりアンプらしい太さとニュアンスを求める方(アナログ回路の改良でピッキングのタッチがより反映されるように)
一方で、「とにかく安く済ませたい」「歪み系をメインで使うのでリズム機能はいらない」という方であれば、あえてamPlug2を中古や在庫処分で狙うのもアリでしょう。ただし、amPlug2はすでに生産終了に近い状態で、新品での入手は難しくなっています(2026年7月時点)。新しく買うなら、コストパフォーマンスも含めてamPlug3が無難な選択です。
ヘッドホンアンプのリアルなデメリットと注意点
ここまでメリットばかり語ってきましたが、正直なところamPlugシリーズにはデメリットもあります。SNSやレビューサイト、Yahoo!知恵袋(2025年〜2026年の投稿)で実際にユーザーから挙がっている声をまとめると、以下のようなポイントがありました。
- ヘッドフォンが必須なので、長時間の使用では耳が疲れる・痛くなるという意見が複数見られました(装着感の問題は製品というよりヘッドフォン側の選び方に依存しますが、イヤフォン派の方は特に注意)。
- エフェクターが使えないという制約があります。あくまで「アンプ+内蔵エフェクト」で完結する設計のため、外部エフェクターをかませるような使い方は想定されていません。
- amPlug3のリズム機能の操作が直感的でないという声も上がっています。機能が増えた分、ボタン操作が複雑になったと感じるユーザーは一定数いるようです。
- スピーカーが内蔵されていないので、音を外に出すには別途アンプやアクティブスピーカーが必要です。あくまで「個人練習専用」と割り切る必要があります。
これらのデメリットを理解した上で、「それでも自宅練習環境が圧倒的に楽になる」と感じるなら、購入を検討する価値は十分にあります。
スマホやPCに録音する方法|意外と知られていないテクニック
amPlugシリーズは練習用デバイスとしてのイメージが強いですが、実は録音にも使えます。特に「ちょっとしたフレーズをスマホに録音して共有したい」「PCにライン録音してDAWで編集したい」というニーズは多く、Yahoo!知恵袋でも「amPlugで録音する方法は?」という質問が複数見受けられました(2025年〜2026年)。
基本的なやり方はこうです。
- amPlug3のヘッドホン出力端子(3.5mmステレオミニ) から、スマホやPCのライン入力/マイク入力(TRRS端子対応)に接続します。
- 録音アプリ(スマホのボイスメモや、PCのDAWソフト)を起動して録音開始。
- 音量調整が超重要です。ヘッドホン出力はスピーカー駆動用の信号ではないため、レベルが大きすぎると音割れの原因になります。最初はamPlug本体のボリュームを小さめにして、録音レベルを見ながら調整してください。
amPlug3はAUX入力端子がTRRS対応になっており、スマホやPCとの接続性がamPlug2よりも向上しています(VOX公式製品ページ、2025年)。これにより、従来よりもノイズレスな録音がしやすくなっている点も見逃せません。
VOXヘッドホンアンプ、結局どれを選べばいい?
ここまで読んで、まだ迷う方もいるかもしれません。最後に、購入者のタイプ別にモデルを絞ってみましょう。
- 初めてヘッドホンアンプを買う方 → amPlug3 AC30またはamPlug3 US Silver。クリーンからクランチまで幅広くカバーできるので、どんなジャンルにも対応しやすいです。
- 歪みサウンドをメインで使う方 → amPlug3 UK DriveまたはamPlug3 High Gain。特にメタル志向ならHigh Gain、ハードロックならUK Driveがおすすめです。
- ベーシストでオールラウンドに使いたい方 → amPlug3 Bass。ポップスからロックまで、幅広いジャンルで活躍します。
- ベーシストでモダンなサウンドを求める方 → amPlug3 Modern Bass。よりアタック感やエッジを重視したい方に。
また、購入前に実際のサウンドを確認したい方は、YouTubeなどで各モデルのデモ動画を探してみるのも良いでしょう。録音時の音質はあくまで参考程度になりますが、モデルごとの「音のキャラクターの方向性」をつかむには十分な手がかりになります。
自宅練習のストレスから解放されるかどうかは、この一台で大きく変わります。あなたのギター・ベースライフが、より快適で楽しいものになることを願っています。

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