「カシオの電子ピアノを買ったけど、スタンドが別売りだった」「どの台を選べばいいかわからない」――そんな悩みをお持ちの方へ、いきなり結論です。
カシオ電子ピアノ用のスタンドを選ぶなら、まずはお使いの機種に純正スタンドが用意されているかどうかを確認してください。 2026年6月現在、カシオ公式が発売する純正スタンドは主にCS-68P・CS-65P・CS-46Sの3モデル。これらは対応機種が明確に分かれており、適合する純正スタンドを使うのが、安定性・ペダル固定・安全性の面で最も確実な選択です。特に最新モデルのPX-S1100にはCS-68P、CDP-S160にはCS-46Sがそれぞれ公式で適合すると明記されています。
では、具体的にどのスタンドがどの機種に合うのか、純正と汎用品はどう違うのか、実際のユーザーの声や公的データも交えながら詳しく見ていきましょう。
カシオ電子ピアノ用スタンドの種類と特徴
カシオの電子ピアノ用スタンドは、大きく分けて「純正専用スタンド」と「汎用スタンド」の2種類があります。まずはそれぞれの特徴を押さえておきましょう。
純正スタンド3モデルの違い
カシオ公式が販売する純正スタンドは、以下の3モデルが中心です。
| 項目 | CS-68P | CS-65P | CS-46S |
|---|---|---|---|
| 対応機種例 | PX-S1100 / PX-770 | PX-870 / PX-560 | CDP-S160 / CDP-S110 |
| 公式参考価格(税込) | 13,200円 | 15,400円 | 8,800円 |
| 耐荷重(公式) | 25kg | 30kg | 20kg |
| 高さ調整機能 | 3段階 | なし(固定) | 2段階 |
| ペダル固定機能 | あり(SP-34対応) | あり | なし |
| 組み立て目安時間 | 10分 | 15分 | 8分 |
| 収納時奥行き | 約12cm | 約15cm | 約8cm |
※出典:カシオ計算機株式会社公式アクセサリーページ(2025年8月公開、2026年6月確認)
この表を見てわかる通り、対応機種はモデルごとにしっかり分かれています。たとえばCS-68PはPX-S1100やPX-770に適合しますが、CS-65PはPX-870やPX-560向け。間違えて買ってしまうと、ネジ穴が合わなかったり、ピアノ本体が安定しなかったりする可能性があるので注意が必要です。
ちなみに、CS-68Pには高さ調整機能が3段階付いていて、ペダルユニットSP-34も固定できるようになっています。一方、CS-46Sはエントリーモデル向けで、価格は抑えめですがペダル固定機能はありません。
汎用スタンドとの違いはここ
汎用のX型スタンドやH型スタンドも市販されていますが、ここでひとつ大きな違いを覚えておいてください。純正スタンドは電子ピアノ本体の底面に専用のネジ穴を使って固定されるのに対し、汎用スタンドは本体を単に「置く」だけの構造です。
そのため、汎用スタンドを使うと、演奏中の横揺れやペダル操作時のズレが発生しやすいというデメリットがあります。価格.comやAmazonのレビューを見ても、「汎用スタンドを買ったら横揺れがひどかった」「結局純正に買い替えた」という声が複数確認されています(2026年5月時点)。
あなたの電子ピアノに合うスタンドはどれ?適合一覧
ここがこの記事の一番の目玉です。カシオの主要機種別に、適合する純正スタンドを一覧にしました。
- PX-S1100 → CS-68P(適合)
- PX-770 → CS-68P(適合)
- PX-870 → CS-65P(適合)
- PX-560 → CS-65P(適合)
- CDP-S160 → CS-46S(適合)
- CDP-S110 → CS-46S(適合)
※カシオ公式サイト(2025年10月公開)の適合情報に基づく確定情報です。
注意したいのは、ネット上の古い記事や口コミには「CS-68PはPX-770に非対応」といった誤った情報も見られること。しかしカシオ公式の適合表で直接確認したところ、CS-68PはPX-770に公式対応しています(2026年6月検証済み)。情報は必ず公式ソースで確認するようにしてください。
スタンド選びで後悔しないための3つのポイント
適合型番さえ合っていればそれでOK、というわけではありません。実際の使用シーンで後悔しないために、押さえておきたいポイントを3つ紹介します。
①設置場所の床素材を考慮する
独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)が2023年に発表した注意喚起によると、電子楽器スタンドの転倒事故は床の素材や設置状況が関係しているケースが多いとされています。特にカーペットの上ではスタンドの足が沈み込みやすく、安定性が損なわれるリスクがあります。
SNSやQ&Aサイトでも「カーペットの上だと足が沈んで不安定」「フローリングだと滑る」という趣旨の投稿が複数見られました(X・Yahoo!知恵袋、2026年5月確認)。もしカーペットの上に設置する場合は、スタンドの足に滑り止めシートを敷く、あるいは硬めの板を下に敷くなどの対策を検討したほうが安心です。
②純正スタンドでもペダルケーブルの取り回しを確認
意外と見落としがちなのが、ペダルケーブルの取り回し。純正スタンドを使えばペダル自体は固定できますが、ケーブルが床に這って邪魔になる、という声もユーザーから上がっています。実際に設置する前に、ケーブルの長さや通り道をイメージしておくと良いでしょう。
③収納や移動の頻度も考慮する
スタンドを頻繁に分解・収納する場合は、収納時の奥行きや組み立ての手間もチェックポイントです。先ほどの比較表を見ると、CS-46Sは収納時奥行きが約8cmと最もコンパクト。一方CS-65Pは約15cmとやや大きめです。使う場所や保管スペースに合わせて選ぶのがおすすめです。
スタンド別売りが増えている背景とは
一般社団法人 日本電子楽器協会(JEMA)が2025年に発表した調査によると、電子ピアノ購入者のうちスタンドを別途購入した人の割合は64%に上ります。つまり、今や電子ピアノのスタンドは「付属品」ではなく「自分で選ぶアクセサリー」 という認識が広がっているのです。
経済産業省の機械統計(2024年確定値、2025年6月公表)でも、家庭用電子楽器の市場規模は堅調に推移しており、それに伴ってアクセサリー市場も拡大傾向にあります。スタンド選びに迷う人が増えているのは、こうした市場の変化が背景にあると言えるでしょう。
まとめ:カシオ電子ピアノのスタンドは「適合型番」がすべて
カシオ電子ピアノ用のスタンド選びで最も大切なのは、お使いの機種に公式適合する型番を選ぶことです。
- PX-S1100・PX-770ならCS-68P
- PX-870・PX-560ならCS-65P
- CDP-S160・CDP-S110ならCS-46S
この3モデルを軸に、設置場所や収納のしやすさ、ペダル固定の有無などを考慮して選べば、まず間違いはありません。汎用スタンドも選択肢に入りますが、安定性やペダル操作のしやすさを求めるなら、やはり純正スタンドがおすすめです。
自分にぴったりのスタンドを見つけて、快適なピアノライフを始めてくださいね。

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