電子ピアノに補助ペダルは付けられる?選び方とおすすめモデルを徹底比較
お子さんがピアノを始めたものの、足がペダルに届かなくて困っていませんか?電子ピアノをお使いの場合、「補助ペダルってそもそも付けられるの?」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。
結論から言うと、電子ピアノにも補助ペダルは付けられます。ただし、アップライトピアノと同じ感覚で選ぶと、取り付けられなかったり、安定しなかったりするケースがあるので注意が必要です。この記事では、2026年8月時点の最新情報をもとに、電子ピアノに合う補助ペダルの選び方と、実際に購入できるおすすめモデルを徹底比較していきます。
電子ピアノの補助ペダル選びでまず確認したい3つのポイント
電子ピアノに補助ペダルを取り付ける前に、まずはお使いの電子ピアノの「ペダル周り」をよく観察してみてください。ここを間違えると、せっかく購入しても使えないということになりかねません。
ペダルの形状をチェック
電子ピアノのペダルは、大きく分けて「角型(箱型)」と「ラバー製の細長いタイプ」、そして「別売りのペダルユニットを接続するタイプ」があります。
補助ペダル(AX-T1やM-60など)は、アップライトピアノのように床面から突き出たペダルに「被せる」形で取り付けるのが基本です。そのため、電子ピアノのペダルがラバー製で細長かったり、完全に床にべったりと固定されていたりすると、うまく装着できないことがあります。
一方、最近注目を集めているのが電子ピアノ専用に設計されたアシストペダルです。例えば「デジペタ」(総合ピアノサービス、2024年発売)は、電子ピアノのペダルに直接被せるのではなく、ペダル部分に別途装着するタイプで、重さは約100gと非常に軽量。スツールとセットになっており、5色から選べるのも特徴です(島村楽器イオンモール大高店の商品案内より)。
高さ調整の幅を確認する
身長に合わせた調整幅も重要です。一般的な目安として、110cm以下の子どもには23cm以上、110〜130cmには14〜22cm、130cm以上には13cm以下の調整ができるモデルが適していると言われています(mybest、2026年8月更新)。
製品ごとの可動域を比較してみましょう。
| 製品名(メーカー) | タイプ | 価格(税込・参考) | 可動域(高さ調整) | 重量 | 電子ピアノ対応可否 | 備考・特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AX-T1(ピーコック/吉澤) | 補助ペダル(一体型) | 24,200円 | 14cm 〜 23cm | 7.7kg | △(形状による) | 木製。フリーストップ式。多くのアップライトピアノに対応。 |
| M-60(イトーシン) | 補助ペダル(一体型) | 70,400円 | 13.5cm 〜 25.5cm | 6.4kg | △(形状による) | ピティナ推薦。コンクール定番。最高到達点が最も高い。 |
| KP-DX(河合楽器製作所) | 補助ペダル(一体型) | 非公表 | 約12cm 〜 20cm | 非公表 | △(形状による) | 自宅向け。踏み心地が良いと評判。 |
| デジペタ(総合ピアノサービス) | アシストペダル+スツール(セット) | 15,400円 | ペダル: 2.5/5/7.5/10/12.5cm(5段階)/スツール: 4/6.5/9/11.5cm(4段階) | ペダル: 約100g | ○(専用設計) | 電子ピアノ専用。ペダルを本体ペダルに被せて使用。5色展開。 |
| Pedal PLUS Do(Behning & Sons) | アシストペダル | 15,400円 | 3.5 〜 13cm(9段階) | 約220g | ○(メーカー限定) | YAMAHA・KAWAIの特定シリーズに対応。アルミ製。軽量。別途補助台が必要。 |
※価格は2026年8月時点の各販売店情報を参考にしています。KP-DXの価格は公式非公表のため、実売価格は店頭でご確認ください。
メーカーの対応機種を確認する
特にアシストペダルは、「電子ピアノ対応」と謳っていても、すべてのメーカー・シリーズで使えるわけではありません。
例えば「Pedal PLUS Do」は、島村楽器mozoワンダーシティ店の商品案内(2025年2月)によると、対応電子ピアノメーカーがYAMAHA(YDP・CLP・ハイブリッドピアノ)とKAWAI(NV・CA・CNシリーズ)に限定されています。お使いの電子ピアノがこれらのシリーズに該当するか、事前にしっかり確認しておきましょう。
そもそも補助ペダルとアシストペダルは何が違うの?
補助ペダルとアシストペダル、似たような名前で混乱しがちですが、構造がまったく異なります。
補助ペダル(AX-T1やM-60など)は、ピアノ本体のペダルに「かぶせる」タイプの大型の器具です。床にしっかりと設置するため安定感があり、木製の高級モデルも多いのが特徴。ただし重量が7kg前後と重く、持ち運びはあまり想定されていません。
一方、アシストペダル(デジペタやPedal PLUS Doなど)は、子どもがペダルを踏むための「延長アタッチメント」のようなイメージです。軽量でコンパクト、価格も1万5千円前後と比較的安価です。ただし、補助台(スツール)が別途必要な場合があり、安定性は補助ペダルに劣ることも。子どもの成長に合わせて買い替えやすいのがメリットです。
電子ピアノ専用モデル「デジペタ」ってどんな製品?
2024年に登場した「デジペタ」は、これまでの補助ペダルとは一線を画す製品です。何が違うかというと、電子ピアノのペダル形状を一切問わない設計になっている点です。
ペダルユニットの上に「被せる」のではなく、ペダルそのものに装着する仕組みのため、角型でもラバー型でも取り付け可能。さらに、ペダルだけでなくスツールもセットになっており、高さを合わせて調整できるのが便利です(島村楽器イオンモール大高店の商品案内より)。
価格も15,400円(税込)と、補助ペダルと比較するとかなり手頃。カラーバリエーションが5色あるので、お部屋のインテリアに合わせて選べるのも電子ピアノユーザーには嬉しいポイントでしょう。
どうしても補助ペダルを使いたい場合の注意点
「やっぱり補助ペダル(AX-T1やM-60のような安定感のあるタイプ)を使いたい」という方もいるでしょう。その場合、以下の点に注意してください。
まず、お使いの電子ピアノのペダルが「床面から立ち上がっている形状」かどうかを確認します。アップライトピアノと同じく、ペダルが支柱で支えられて床から浮いているタイプであれば、補助ペダルを取り付けられる可能性が高いです。
ただし、電子ピアノのペダルはアップライトピアノよりもペダル間の間隔が狭かったり、ペダル自体が小さかったりすることがあります。実際に取り付けられるかどうかは、メーカー公式の適合表を確認するか、楽器店に問い合わせるのが確実です。
まとめ:まずは電子ピアノの「形状」を確認しよう
電子ピアノに補助ペダルを付けることは十分可能ですが、製品選びでは「形状の適合性」が何より重要です。
- お使いの電子ピアノのペダル形状をまず確認する
- 形状に不安があれば、電子ピアノ専用の「デジペタ」のようなアシストペダルを検討する
- どうしても補助ペダル(AX-T1やM-60)が良い場合は、楽器店で適合を確認してから購入する
補助ペダルは一時的なアイテムですが、子どもの正しいペダル操作の習得には欠かせません。今回ご紹介した比較表や対応機種の情報を参考に、お子さんにぴったりの一台を見つけてあげてくださいね。

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